水道水の放射性物質

水道水と放射性物質の問題について

水道水から放射性物質の検出が相次ぎ国民の関心が高まった問題ですが、現在はどうなのでしょうか?

 

まず、事故後の2011年3月21日付けで福島県飯館村の水道水から1キログラム当たり965ベクレルの放射性物質が検出されました。
この数値は、原子力安全委員会が定めた摂取制限基準を大幅に超えた3倍もの数値となっています。

 

そのため、厚生労働省は水道水を飲むことを控えるように要請したのです。
ちなみに飲用などの体に取り込む以外では、人体への影響が低いことを同時に発表しました。

 

そしてこの後に東京都の水道水からも放射性物質が検出され、1キログラム当たり100ベクトルと摂取制限基準を超えていたために乳児による水道水の飲用が制限されました。
(なぜ乳児なのかについては、乳児の方が放射性物質を吸収しやすくなります。
そのため、同じ量を取り込んでも体内に多く取り込まれてしますのです。)

 

その後、福島県を除いた首都圏の放射線物質の数値が下がったために制限は解除されました。

 

福島県については、3月末には放射性物質の数値が下がったため首都圏同様に制限は解除され飲用が可能となりました。

 

現在については、福島県はもちろん全国の蛇口の水からの検出はされていないとの事です。

 

今後ですが、大量のセシウムやヨウ素などが放出されない限りは、水道水から放射性物質が検出されるケースはないとみています。

 

しかし豪雨などで、土砂に付着したセシウムが水道原水に大量に流入する恐れがありますので、定期的な検査はもちろんのこと浄水施設での濁度管理を徹底して行っています。
それぞれの県の水道局のホームページ上では、検査結果を提示しています。
(※セシウムは、土壌などとの結合力が強いと言われています。
従って、豪雨などでセシウムが付着した土壌が水道水になる河川に流される可能性があるのです。)

 

尚、セシウムの場合は浄水処理によって除去されると言われています。

 

しかしながら、放射性物質の一種であるヨウ素の場合は粒子状ではなくガス状であるために水に混ざると除去が難しくなります。

 

先ほども触れましたように、福島県飯館村や東京の水道水から検出され物質はこの『放射性ヨウ素』でした。

 

ちなみに、放射性ヨウ素は揮発性が高いため煮沸処理で多少は減るといわれています。
また、ヨウ素の場合は(自然に)8日で半分に減るため、寿命の長い放射性セシウムが問題視されています。

 

今後ですが、万が一大量に放射性物質が大気中に放出された場合は、直ちに状況を把握して放射性物質の低減化に努めると発表しています。

 

このように、現在も明確な対策が整っていないのが現状なのです。

 

特に東京などの関東圏に引越しをされる場合は、表にでている情報だけでなく専門家のしっかりとした情報をもとに安全で住みやすい場所を探すようにしたほうがよいでしょう。

 

以下は東京の住みやすい場所に特化した情報サイトです。参考まで。
東京で住みやすい場所.com

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